今回は、浅倉秋成の『六人の嘘つきな大学生』を紹介します。
ミステリ小説として非常に完成度が高く、驚きの伏線回収が魅力の一冊です。
謎解きの面白さだけでなく、人間の本質に迫る深いテーマも描かれています。
『六人の嘘つきな大学生』はこんな人におすすめ!
- 伏線回収がすごい本を読みたい人
- 面白いミステリ小説を探している人
- ミステリ小説に挑戦したい人
伏線が巧みに張り巡らされており、物語が進むにつれて点と点がつながっていく快感を味わえます。
驚かされること間違いなし!

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『六人の嘘つきな大学生』のあらすじ
📚 タイトル:六人の嘘つきな大学生
🖊 著者:浅倉秋成
📖 ジャンル:ミステリー / 青春
成長著しいIT企業 「スピラリンクス」 が初めて実施する新卒採用。
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、「一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをすること」 だった。
全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。
それは――
「六人の中から一人の内定者を決めること」
仲間だったはずの六人は、一つの席を奪い合うライバルに変わってしまう。
内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。
封筒にはそれぞれ個人名が書かれており、
中にはある告発文が入っていた。
彼ら六人の嘘と罪とは何か?
そして、この告発文を仕掛けた 「犯人」の目的 とは――?
『六人の嘘つきな大学生』の特徴・魅力
📖 圧巻の展開と伏線回収

この作品の魅力は、何度もひっくり返る展開 にあります。
「この人が犯人か?」と思いきや、さらに真実が覆される――そんな驚きの連続が楽しめます。
また、物語に散りばめられた伏線の巧妙さ も圧巻です。
読み終えた後にもう一度読み返したくなる 作品です。
👥 人間の本質を描く

この物語は、単なる犯人探しのミステリーではありません。
登場人物たちが持つ 「嘘」 や 「罪」 を通して、
人間関係の複雑さや、就活という極限状態での心理戦が描かれています。
📖 読みやすく、ミステリー初心者にもおすすめ

文章は平易で、テンポよく物語が進んでいくため、普段あまり本を読まない人でもスラスラ読める 作品です。
ミステリー初心者の方にもおすすめできます。
🏆 話題性も抜群!

『六人の嘘つきな大学生』は 数々のミステリーランキングにランクイン した話題作です。
- 『このミステリーがすごい! 2022年版』 (宝島社) 国内編 8位
- 週刊文春ミステリーベスト10 (週刊文春2021年12月9日号) 国内部門 6位
- 「ミステリが読みたい! 2022年版」 (ハヤカワミステリマガジン2022年1月号) 国内篇 8位
- 『2022本格ミステリ・ベスト10』 (原書房) 国内ランキング 4位
また、映画化もしています。
このように、多くのミステリー好きからも高く評価されている作品です。
ミステリー好きなら、一度は読んでおきたい一冊!
感想|登場人物の人間性が際立つ作品

本作で特に印象に残ったのは、登場人物の人間性が巧みに描かれている点 でした。
物語のメインキャラクターは、六人の大学生。
彼らの印象は読み進めるたびに何度も変わっていきます。
「この人はこういう性格なんだ」と思っても、後の展開でそれが覆されることもしばしば。
ただ、それでも決して不自然ではなく、最初から読み直しても違和感がない というのが素晴らしいポイントでした。
この作品を読むことで、人間の多面性 に気づかされ、「人は本当に見たままの印象だけではない」 ということを改めて実感しました。
読後には、日常の中での 「人の見方」 が変わるような、そんな一冊でした。
印象に残った文章|最初の手紙の内容

六人の大学生の過去を暴く「手紙」の存在が、本作の大きな鍵となっています。
あらすじでも触れたように、それぞれの黒歴史が手紙によって次々と明かされていきますが、やはり最初の手紙のインパクトは格別でした。
手紙の内容についてはネタバレになるため、ここでは詳しく書きませんが、読んだ瞬間に「これからどうなるんだ……?」と物語に引き込まれること間違いなしです。
ぜひ本作を手に取り、自分の目で確かめてみてください!
登場人物紹介|波多野祥吾
今回は、本作の語り部の1人である 波多野祥吾 について紹介します。
📜 波多野祥吾の特徴
- 普通の感性を持つ大学生
- コミュニケーション能力が高い
- 議論をする力がある
- 人を信じようとする心がある
彼は、登場人物の中でも特に 感情移入しやすいキャラクター だと感じました。
物語の中で彼がどのように変化していくのか、ぜひ注目してみてください。
👥 議論力を身につけよう!
本作は、就活の グループディスカッション を中心にしたミステリです。
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まとめ
今回は、『六人の嘘つきな大学生』 を紹介しました。
緻密な伏線と二転三転する展開が魅力の、完成度の高いミステリ小説 です。
ぜひ手に取って、物語の真相を推理しながら楽しんでみてください!
今回は、グループディスカッションに関する本 を紹介しました。
議論のスキルは、就活やビジネスの場面だけでなく、日常生活でも役立ちますね。
さらに議論力を磨きたい方は、こちらの記事で 議論に関する本 を紹介しています。
ぜひチェックしてみてください!
本を読んで学び、より有意義な議論ができる力 を身につけていきましょう!
本ブログの目的は、名探偵のようになることです。
名探偵に必要なスキルを磨くには、謎解きの経験を積むことが重要 です。
ミステリ作品を読むことで、推理力を鍛えていきましょう!
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興味がある方は、ぜひご覧ください!
※本記事の内容は、個人の感想です。
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